熟語と聞くと真っ先に思い浮かべるのは、四字熟語だろう。例えば、四面楚歌などがそうである。この他に余り目立たないが、二字熟語、三字熟語(例:出鱈目)、五字熟語(例:五十歩百歩)がある。
最近、感じた事だが、熟語って上手く使えば、結構便利なものである。言い難い事を遠まわしに含蓄をもたせて言いたい時や、感情的になりそうな議論を沈静化したりする働きがあるように思う。
熟語が出ると、読み手としては、「アレッ、これどういう意味だろう。」と瞬時に考えるであろう。その間にちょっとしたタイムラグがあり、ワンクッションを置く事ができるので、ストレートに伝達はしないのだろう。そこが、ミソで、熟語を使わない時より、話がスムーズに纏まる事が多い。
諺にも同様の働きがあると思うが、熟語の方がインパクトが強いように思う。色々と知っておいて、損はないと思う。以下、関連するサイトのリンク集。
☆ 四字熟語辞典
☆ 四字熟語の辞典
☆ 3字熟語・5字熟語の辞典