先程のブログにも書いたように本栖湖へ行ってきたが、帰りに渋滞に嵌ってしまった。中央高速で帰ったのだが、小仏トンネルから始まる渋滞に嵌ってしまったのだ。小仏トンネルは、東京方面へ向かって最後のトンネルで上り坂の頂点にあるためか、渋滞が起こりやすいようだ。
妻が言うには、よく渋滞がおきやすいのは、トンネル、橋があるなと言うこと。言われてみれば、確かにこういうところは渋滞がおきやすい。何でかな~と思って、Webを巡ってみたら、以下のことがかかれていた。
☆ 渋滞の原因 (高速道路編・・・)
1.トンネルの入り口について・・・・
トンネルは運転者にとって怖い存在になっています。何年か前の東名高速道路日本坂トンネル火災事故のようにトンネル内で予期せぬ事故が発生した場合、大惨事になってしまう事をみんなが知っているからです。したがってどうしてもトンネルに侵入する前にアクセルを緩めたり、ブレーキランプを点灯させたりしてしまいます。自分の前の車がブレーキランプを点灯させたら、当然自分もアクセルを緩め様子をみるでしょう・・・そして自分の後ろの車も同じ事をし、それが繰りかえされ交通量の多い休み期間中は、渋滞してしまうわけです。「トンネルをぬけたらスムーズに流れていた・・・」というのはこのような
事が原因になっているのです。2.上り坂の手前について・・・
上り坂の手前は自然現象ともいうべき事態が起きています。
それは、上り坂ゆえに引力の関係で車は自然にスピードがおちてしまいます。でも運転者は自分の車のスピードがダウンしている事に気が付くこともなく運転しています。当然後ろの車は車間距離が詰まり、そのまた後ろの車も車間距離が詰まって、結局渋滞してしまいます。3.橋の上について・・・・
橋の上が渋滞のネックになる原因は、やはりわき見運転によるスピードダウンが一番の原因と思われます。高速道路の橋の上は平坦地の道路にはよくある防音壁がなく
景色がよくなっています。運転者は前だけを見るのではなく、キョロキョロとわき見をしてしまうわけです。
もう一つの原因は、橋は風通しがよいため横風の影響があります。防音壁のなかを走ってきた車が、突然周りがない橋の上にさしかかった時突然風の影響をうけて、ハンドルをとられることがあります。
あわててブレーキランプを点灯させたり、アクセルをゆるめたりします。交通量に多い時は当然渋滞してしまうわけです。
なるほど〜。心理的な要因が原因なのですね。物理的なことが原因ではなかったんだ…車の流れが悪いとか、遅い車が集中していたとかそういうことではなかったんだ…
もう1つ、こちらは、専門の研究の結果。
☆ 高速道路トンネル部における運転挙動に関する実験的研究
高速道路で発生する渋滞の原因の一つに、トンネルの影響が挙げられる。トンネルを走行する際、ドライバーはトンネル内外の明るさの変化などから心理的圧迫を受け、アクセルを緩めてしまい、結果として速度低下となるなど、運転挙動に変化を及ぼすと考えられている。
やはり、心理的なことが大きいようだ…ここでは、さらに以下のことがかかれている。
トンネル内の明るさはトンネル外と比較した場合、昼間は極端に差がある。この明るさの差を照度向上により縮めるために、来年度、東名高速道路、大和トンネルにおいて、低圧ナトリウム灯から高圧ナトリウム灯に変更される。
なるほど。どうりで最近トンネルの中の光がオレンジから白に変わっていることが目立っていたのはこのせいだったのか...1つ勉強になった…
Posted by besus at 2004年07月25日 23:22 | TrackBack東名渋滞の定番である大和BUS停付近は、
条件1、2、3全て当てはまりますね。
(TV特集でも指摘されていました)
解決方法はいまだに見つかっていませんが、
一般論”第2東名他開通などで、大和BUS停前に渋滞分散が期待できる。”以外にないのだろうか?
う〜ん。その箇所を避けるルートというか、右ルート・左ルートを新設しないといけないんじゃないかなぁ…中央高速も最近出来ましたね。
Posted by: besus at 2004年07月27日 01:40