オトヒメエビが、脱皮に失敗して片足が根っこからもげてしまった。事の顛末はこうだ。
水槽の中を観察していると、オトヒメエビの様子がちょっと変なのに気がついた。岩にしがみついてじっとしているのだ。もしかして、脱皮?と思い、妻を呼び寄せて一緒に観察した。頭のあたりが、ゾンビみたいにむくむくと膨れてきたのだ。どうやら、頭の辺りから皮が割れてそこから抜け出るようだ。しばらくすると、新しい体が浮き上がってきた。綺麗な身体だ。依然として手足と髭はまだくっついたままだ。ここからが、難しいのだろうとじっと見守っていると、跳ね始めた。片方の手は脱皮できたのだが、もう片方ができていない。更に跳ねた所、分離できず、根っこから切れてしまった!!可哀相に…妻曰く、「悪い事をしているからバチが当たったんだよ。」私は、「………」
Webで調べると、脱皮に失敗して死ぬものも有るらしい。ひええええ!!でも、うまく行けば、3回位の脱皮で再生するらしい。もうこれにこりて他の魚を狙うなよ!クルミちゃん!
新しい家族が増えた。ミスジこと、ミスジリュウキュウスズメダイだ。妻の要望でこの魚になった。現在は、他にシリキルリスズメダイとオトヒメエビがいる。その他の魚は、お星様になった。(TT)現在いる魚は、Aqua Fishを始めたときからの古株で、2ヶ月目である。この2匹は、不勉強で慣れない飼い主の気紛れな(?)海水環境で耐え抜いたベテランである。塩分の濃度、温度、アンモニア、NOx、バクテリアなど色々な要素が絡み合って複雑な環境なのであり、想像上に難しい。このベテランは曲者で、他の魚を攻撃するのだ。シリキルリは、縄張り意識が強くて周辺にいる魚を攻撃しまくる。また、オトヒメエビは、掃除役ということで買ったが、何と!魚を食べようとするのだ。それで、妻が時々クリーナーで魚を守っているらしい。時々、頭にきて、「食べてもいい?」とか「たら(猫)にあげてもいい?」とか聞いてくる。気持ちは分からないわけでもないが…本当は、デバスズメダイが欲しかったが、大人し過ぎると言う事で、断念した。そんな訳で大人しいけどまぁまぁ強いというミスジにしたのだ。このミスジは、とってもいい奴で、大人しいんだけど、芯が強いらしくて、シリキルリの攻撃を受けても滅多に怒らない。たまに、怒って(逆ギレ?)シリキルリを攻撃する。シリキルリもミスジが強いと分かったらしくて、最近では一目を置いているようだ。ミスジの名前を私の好きな"たれぱんだ"と名付けた。
シリキルリは、コロ、オトヒメエビは、クルミという名前である。たれぱんだ以外は、皆保護したことのあるわんちゃんの名前にしている。また、楽しみが増えて嬉しいな…
出社前に水槽の中をチェックしたところ特に異常ナシだったので、そのまま家を出たところ、妻からメールが来た。
"びっくりした〜!! エビが2匹に増えたかと思った"
なぬ?突然変異でクローンでも誕生したか?と思ったら、その下に
"脱皮したみたい。とっても綺麗で髭もちゃんとついているよ〜"
とかかれていた。
帰ってみたところ、なるほど綺麗にハサミや髭がついていてもう1匹いるかのように見えるのは無理もない。特にハサミはゴツゴツとしていて、蟹の身を食べた後みたいな感じだった。
左側が抜け殻で、右側が本物のオトヒメエビです。
やっと念願の魚が来ました。余りにも嬉しかったため(?)魚の名前を良く覚えていない・・・確か、クマノミ2匹、シリキルリスズメダイ2匹、カンムリニセスズメ1匹、オトヒメエビ1匹の6匹だ。カクレクマノミが欲しかったのだが、ファインディング・ニモの影響で人気のため品薄で入手困難だそうな・・・
念願の水槽をGetした。これから熱帯魚を飼うつもりなのだ。2~3日程、フィルターを通してカルキや不純物を取り除く必要があるとの店員のアドバイスに従って昨夜、海水を作った。ハイドロメーターを使って、濃度をチェックするのだが、なかなか安定しない。望ましいとされる比重がなかなか上手くセットできない。ムムムムム・・・どうやらこれにはコツがあるようだ。魚にとって快適な環境でありますように・・・魚が実際にはいるのはもうすぐだ。どんな泳ぎを見せてくれるかとっても楽しみだ・・・ワクワク