2004年09月21日

ハイパーリンク最適化

 dSb経由でソニーのブログ+SNSサービス「stylog」が開始されたことを知った。

 昨日、ソニーのブログ+SNSサービス「stylog」がαサービスとして公開された。既存のブログと違う点は、なんといっても完全招待制になっていること。Orkutのように、知り合いを通してしか、stylogに登録できない。

 stylogサービスの特徴は、以下の通り。

(1) コメント、トラックバック、RSS生成などの基本機能あり
(2) 完全招待制
(3) ブログの編集はWikiに類似した方法で行う

 GreeやMixiもblogと連携orセットになっており、特に目新しい機能は無いのだが、以下の機能は注目に値する。

(4) 共感ボタンでフィードバックができる

 共感ボタンの様に読者・視聴者が、手軽に反応を示すことができることは、以下のように各メディアで応用できそうである。

納得するメディアから,共感するメディアへ(Windchase)

 このへぇボタンを普及させ,それを集計した結果をなんらかのうまい方法で観客に提示することで,テレビという片方向メディアは,真の双方向メディアへの成長することが可能なのではないだろうか.テレビは,視聴者に単純な感情表現手段を提供することで,納得するメディアから,共感するメディアへと進化するのだ.

 各インターネットワークサービスは、コンバージェンス(融合)の方向に進んでいるようであるが、特にハイパーリンク強度が高くなっていく方向へ変遷しつつあるようである。ハイパーリンク強度というのは、私の造語だが、イタラクティブの高さ、情報の集中度などを全てひっくるめた用度である。

 A9のサービスを使ってみても、ハイパーリンク強度が高くなっているようである。従来のサーチエンジンに、Bookのカテゴリを追加し、Historyを追加するなど、Amazonが得意な分野を取り込んで、ハイパーリンク強度を向上したサービスとなっている。

 この一方で、 トラフィックデザイン(FPN)や、スケーラビリティ(Windchase)の問題が発生している。

 ハイパーリンク強度が高くなっていく一方で、最適なハイパーリンク形態となるようインターネットサービスをデザインし、ハイパーリンク最適化を行っていく必要があるのではないだろうか。

Posted by besus at 2004年09月21日 21:53 | TrackBack
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