Googleの元社員Mark Jenは米国時間11日に公開したブログのなかで、ブログを理由に同社を解雇されたことを認めた。JenはGoogleで働き初めてからわずか11日間で同社を去ったことになる。同氏はこの間に、新入社員として受けた同社の印象を、批判的なものも含めて、自らのブログに書き留めていた。
ネットの先端企業で、このような事件が起きてしまった。いや、ネットの先端企業だからこそ起きたのかもしれない。従業員としては、最低限守らなければならない倫理を破ったのだから仕方がないというのが大方の見方であろう。
全ての情報をオープンにすればいいというものではなくて、次代の潮流や背景をしっかりと見極めたうえで、オープンかクロースドかを判別することが必要であるのは言うまでもない。しかし、公私のカオスの中で新人にこのようなケジメをつけろという方がいささか無理があったのかもしれない。
企業側としても、従業員に対して、最低限守るべき倫理観を教育するなりすべきではなかっただろうか?Google社に関してはどうだったのか、知りたいところだ。
企業側、従業員側双方に倫理の確認及び遵守の努力が必要であるというのが私一個人の意見である。
Posted by besus at 2005年02月15日 20:30 | TrackBack