2004年03月28日

クリステンセン、オープンソースを語る

 ちょっと前の話題になるが、SWさんのサイトで以下の記事が書かれていた。

クリステンセン、オープンソースを語る

彼の論を現実適用するときにキーになるのはまず二箇所あると考えられる。
・アーキテクチャは今後どのように変化するのか
・バリューチェーンのうち、ValueAddなポイントはどこに変化するのか。

マーケットの変化(これはアーキテクチャの変化とほぼイコールだろう)に対応して、標準化の流れが弱まっているところに収益源が眠っているので向かうべきだと。

 アーキテクチャとは、製品アーキテクチャのことを意味すると思うが、この技術の動向を先読みし、前もって戦略を立てておき、組織アーキテクチャを最適化することが重要であると思う。また、価値観の変化を先読みし、バリューチェーンの差別化となるポイントを早目にキャッチする事が重要であると思う。内容的には、"イノベーションの解"に書かれていることの受け売りであるが、参考までに。

Posted by besus at 2004年03月28日 23:30 | TrackBack
Comments

TrackBackありがとうございます。

範囲としては、製品単品ではなく、川上からバリューチェーン全体を含んでいる概念化と思います。

例えば「解」でも出ているDellは流通部分(とサプライチェーン管理)にコアがあるモデルです。R&Dは相性が悪そうですが、サービス部分は含むだろうと理解しています。

Posted by: SW at 2004年03月29日 01:46

SWさん、コメントを有難うございます。ご指摘の通り、バリューチェーン全体を含んでいるようですね。ケースによって、どの部分が変化するか...というように理解しました。

Posted by: besus at 2004年04月01日 01:01
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